マエダシゲミチの日記

29歳 京都なう

カメラを買って浮かれているんだ、オレは(キヤノン:PowerShot G9 X Mark II)

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カメラを買ったんですわぁ。

いやー毎日楽しい!

 

買ったのは「キヤノンPowerShot G9 X Mark II」。

キヤノン株式会社には縁者(大学の先輩)がいるので、キヤノンで折り合いがつくものがあれば・・・と思っていたが、あってよかった。

 

 

40,000円くらいで買えたので、それも満足。

ヨドバシカメラの定員さんに「価格コムだと・・・」といったら食い気味に「安くしますよ!」と言われた。

言われ慣れて脊髄反射で言っているのか?と思うくらいのスピードだった。

 

新しいカメラで何をしたいかというと、要するに、こんなボケ感のある写真が撮りたいのだ。

 

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手前クッキリ、後ろボケボケ。

 

餃子の王将でもパシャリ。

 

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割ってみる。

 

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エビチリ天津飯が上手に撮れました。

(上手に撮れてるって言っていいよな?)

 

次は「五山送り火」の時の写真を。

 

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夜景がうまく撮れず、大文字焼きが微妙な仕上がりに。

カメラのスペックではなく、僕の実力が足りない。

今後に期待してください。

 

カメラがあると普段いかない店にも行きたくなるよね。

ってことで「果実園 リーベル 新宿店」に行って、でかいメロンパフェ(1,500円)を食べた。

 

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高いパフェは、造形的にも美しい。

つるのムチかな?

 

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iPhone8と比べると、でかさが伝わるだろうか。

いちいちiPhoneかざすのダルいから他の自立する何かを見つけたいところ。

 

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このメロンアイスとクリームがべらぼうに美味い。

くだものが美味いのは当たり前。

いい店はこういうところで差をつけてくるよな。

 

次は、「二代目えん寺 - 中野店」。

さっきから東京の写真がチラホラ出ているのは家探しをしているからです。

 

ベジポタ系のつけ汁がGOOD。

 

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画角に収まりきらないくらい寄ったほうがいいということに気づく。

いいよね、この写真。

 

次は「幸運豚人 (Tsui-teru ! Porkman) - 中野」。

中野の人気肉バル、ツイテルの系列店ですね。

 

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外観オサレ。

 

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迷う…。

 

今回は「極厚レアカツ」と「極厚ポークジンジャー」を注文。

 

まずはレアカツから。

 

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うまそーなのが来ましたね。

レアさ加減は次の写真で。

 

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断萌えってやつですわぁ。

 

いやいや、ピンクですやん!!!って思いますよね。

世にも珍しいレアなカツ。

レアなレアカツ…。

 

レアなまま提供できるのは低温調理しているから。

パル」でおなじみなやーつ。

 

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しっとり。

みずみずしく。

ジューシー。

マジでこれ。

 

Anova(家庭で低温調理ができるやーつ)ほしい。

  

 

ってか、ここまでジューシーだとソースじゃなくても塩でイケるなと思った。

圧倒的気づき。

 

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↑背景をぼかしすぎて失敗したやーつ。

真ん中のカツにしかピントあってない。

 

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これくらいのぼかし具合がいいのかなーって感じですね。

ってか、この分厚さでも簡単にかみ切れるし、低温調理万歳!

さっきから、写真のコメントだか料理のコメントだかわかりづらいですよね、あはは。

 

こちらはツレが頼んでいた「ポークジンジャー」です。

 

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色はそこまで加工してません。

本当にこんな色で出てきてビックリします。

 

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こちらも、本当にジューシー。

豚肉に対する価値観というか、認識が変わります。

今までジューシーだと思っていた豚肉料理も、これに比べたらパサパサしてたんだろうなと思いました。

最高!!

 

最後は、後楽園で撮影。

東京ドームシティーでいろいろ。

 

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うーん。

水しぶき、もうちょいキレイに映らんかな。

 

トイカメラモード。

 

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コントラストと彩度を上げたやつ。

 

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魚眼

 

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ここらへんは正解がわからん。

おいおい勉強していきますわ。

 

とりあえず、「飯が美味く撮れるカメラ」って基準で買ったカメラなので、満足はしている。

 

しばらく写真アップしまくりおじさんになると思いますが、よろしくお願いいたします。

ではまた。

あれ?えっ?嘘!?もしかして・・・花粉症治ってるぅうっぅうぅうぅう!? って感じになっている話

もしかしたら花粉症が治っているかもしれない。

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そんなことはTwitterにでも書けばいいのかもしれないが、いろいろ試した結果なので記録を残そうかなと思いました。

この記事が、花粉症で苦しむ方の助けになればと願っております。

 

ちなみに花粉症は今年で3年目。

齢27で花粉症にかかったショックは、それはそれは大きく、一番好きだった春が楽しめなくなってしまいました・・・。

幼少期から花粉症と闘ってきた人とは違う苦しみがあるんですよ、マジで。

 

し・か・し・・・

 

今年は、周りのフレンズから花粉被害ツイートが上がってきているにもかかわらず、私は今のところ平気。

 

もしかしたら完治したかもしれない!!!

不治の病だと思っていた花粉症なのに・・・!

 

どうしても、そう思ってしまいます。

本当に完治しているか疑わしいので、家から一歩出ればマスクを手放せないのですが、ほんのりと暖かい春の日差しを体いっぱいで感じてる今日この頃です。

るんるん

 

さて、喜びの舞はここまでにして、今まで行ってきた花粉症対策や花粉症の思い出について書こうと思います。

ちなみに完治していなかった場合は、悲しみの涙と花粉による鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、「完治してませんでしたエントリー」を書きます。

 

それではどうぞ。

 

花粉症1年生(27歳)

最初の会社で求人媒体の営業をしているときに発症。

発症した初日は自分が花粉症になったことに気づけず、風邪だと勘違いして会社を休んだ。

出社後は、花粉症患者の人からも、「度を超してる」といわれるほど、鼻水と咳が止まらない日々を過ごす。

 

ティッシュ1日1箱消費しようとする勢い。

咳と鼻水が出すぎると、疲労感が半端ないということを知る。

ハリーポッターのロンがなめくじを吐き続けてグロッキーになるシーンのような日々を送る毎日・・・。

 

結局この年は、完全に花粉に負けていた。 

外回り × 花粉症の相性の悪さは異常だった。

 

対策
  • アレグラ
  • マスク
  • 目薬

↑目薬はこれ・・・だった気がする。

いまだに、目薬売り場で「♪ロート、ロートロート」というメロディーを口ずさんでしまう。

音楽の力って偉大ですね。

 

花粉症2年生(28歳)

前年は来る災害(花粉症)になぎ倒されただけ。

花粉症2年目は、今年は違うとばかりに事前に対策をした。

 

しかし、結果は惨敗。

医者に打ってもらった注射、年が明けたころから飲み始めた「飲むR-1ヨーグルト」、すべて効果なし。

その年から一緒に住み始めた同居人も「寝てても、咳してる・・・」とドン引きだった。

医学で解決できないなら、オレはどうしたらいいんだよ!と思って絶望していた。

 

おもしろいことに、この年唯一花粉症の症状がでなかったのが、今所属している会社の面接の日だった。

「最悪、一言もしゃべれんでも面接通ってやる!」と意気込んで、30枚くらいのスライドを作ったのだが、普通にしゃべれたので徒労に終わった(意欲は伝わったのでオススメではある)

結局は精神力か???と思ったのはいい思い出。

その日以外は、花粉症1年生の時と同じく、ひたすら春がスギ去るのをマツだけだった。

 

前年から引き続き行った対策
  • マスク
  • 目薬

 

新しく行った施策
  •  事前に医者に行き、薬をもらう
  •  年明けからR-1ヨーグルトを毎日飲む

 

なぜ、R-1ヨーグルトを飲んだかというと、免疫力を高めることで、花粉症を治すことができると聞いたから。

少なくとも、初年度は効果を感じませんでしたが。

 

明治R-1ヨーグルトの健康効果と作用機序を乳酸菌のプロが解説するよ! - レコメンタンク

↑R-1に詳しく知りたい方は、私の友人のブログからご確認ください。

免疫って言葉が15回も出てきます。

 

花粉症3年生(29歳)

あれ?えっ?嘘!?もしかして・・・花粉症治ってるぅうっぅうぅうぅう!?

となっているナウ。

 

正確にいうと急にそんな状況になって困惑している。

 

3/7現在の話ですが、目のかゆみ以外とくに症状がでていない状態。

非常に快適。

 

転職して、東京から京都に引っ越したのだが、それがよかったのかもしれない。

他にも考えられる要因はいくつかあるので、それを列挙する。

 

ちなみに医者には行っていない。

医学を信用していないとかではなく、忙しくてそんな暇がなかったからだ。

 

前年から引き続き行った対策
  • マスク
  • 2月中旬からR-1ヨーグルトを毎日飲む

「R-1を5年飲み続けてたら花粉症が完治しました!」

みたいな書き込みを見つけたので、今年も続行した。

 

新しく行った施策
  • 京都引っ越し

施策ではないが、これが可能性としては一番高い。

うちの妹も札幌に引っ越した瞬間花粉症がなくなったという話をしていたので、土地やそこにとんでいる花粉との相性はあるらしい。

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Q.医学で解決できないなら、オレはどうしたらいいんだよ!

A.そうだ!京都に行こう!

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これは事務のおねえさんに教えていただいた。

伊藤園 ヘルシールイボスティー ティーバッグ 30袋

伊藤園 ヘルシールイボスティー ティーバッグ 30袋

 

ただ、ルイボスティーの効用をググると、とんでもないほど出てくる。

アンチエイジング・美肌」「妊活」「むくみ・冷え」「アトピー」「ダイエット」
「安眠効果」「更年期」「熱中症」などなど。

これだけ書いてもほんの一部。

DHCかな?

 

ご飯に入れて炊き込む調理法も教わったので、試したい。

味がかなり好みなので、健康うんぬん関係なく飲み続けたい。

 

  • 食生活を見直した

突然はてなに引っ越してきた勝間和代さんに感化されて、ホットクックを導入した。

 


それ以来、自炊をして野菜をちゃんと食べるようになり、健康的な生活を送っている(ような気がする)。

花粉症対策には、まずは免疫力を高めることが大事ということなので、効果があったのかもしれない。

 

  • 薬をアレジオンに変える

花粉症対策薬の2大巨頭である「アレグラ」「アレジオン」。

名前も似ているのだが、ひとつ大きな違いがある。

1日2回服用する「アレグラ」に対して、1日1回の服用でいい「アレジオン」。

 

・・・要するにラクをしたかったわけです。

これが直接的な原因かわかりませんが、薬と僕との相性がよかったのかもしれない。

 

最後に

実はまだ、「完治してないかもしれない・・・」と、内心ビクビクしていますが、今のところ症状が出ないので書いてみました。

若干ふざけた文体ですが、花粉症で苦しむ方の助けになればと思っております。

 

次は、読んだキリになっている「お金2.0」の感想を書きます。

ではまた。

 

【書を使う】革命のファンファーレ 現代のお金と広告の感想 著:西野亮廣

革命のファンファーレ 現代のお金と広告の感想

前に読んでいた本ですが、モチベーション革命などの本を読んだ後に読むと、また印象が変わったので感想を残します。

印象に残ったところを抜き出しながら、感じたことを書いていきます。

 

※【書を読む】ではなく【書を読んで仕事に役立てること】を目標にしています。

 

お金とは何か

この書籍では、「お金とは信用を数値化したものだ。」と書かれています。

これからは貯金でなく、貯信の時代だとも書かれていました。

どうやったら貯信ができるか、それを実践するために、西野さんは嘘をつかないことを徹底したと書いていた。

 

嘘は「感情」でつくのではない。我々は「環境」によって嘘をつかされる。という言葉は心に残った。

受け取り手にとっては「感情」でついた嘘も、「環境」によってつかざるをえなかった嘘も違いがわからない。

ならば、その環境に最初から身を置かなければいい、という考えは見習うべき点だなと感じました。

自分も営業をしていた時にやらざるを得なかった少し盛って話す感じがとてもイヤだったのですが、それも結局その職場ではそれが正義だったわけで・・・。

決して人をだましていたわけではないですし、都合の悪いことを隠したことは一度もないのですが、やはり環境を変えてよかったなと思います。

 

クラウドファンディングやオンラインサロンの登場により、正直者がバカを見る時代が終わったとも書かれていました。

たしかに、はてなで一時オンラインサロンブームのようなものがありましたが、その時には「こんなに集客できるものなのか・・・」と驚きました。

今後も、この信用をお金に換える風潮は強くなっていくと思います。

 

仕事が減っていく

好きでもない仕事(ストレスのかかる仕事)が消えていって好きな仕事だけが残っていく世界に今後なっていく。
だからこそ、自分の肩書を一つにするのは、逆に危険だという考え方については最近よく見ます。

他の本に書いてあった話だが、AIが実用的になると、ストレスのかかる仕事はどんどん自動化されていき世の中から消えていくとのこと。

だからこそ、好きを仕事にしていないと生き残れないと書かれていました。

ちなみに以前読んだ本には、好きを突き詰めて得意分野をもつ人たちを集めた、ゴレンジャーのようなチームが理想的だとも書かれていました。

最近いろいろな本で見る考え方なだけに、今後も覚えておきたいですね。


マネタイズのタイミングを後にズラして、可能性を増やす

どこにコンバージョンを置くのが適切か常に考える、この考え方は覚えておきたいです。

要するに、居酒屋さんが昼のランチをおトクにして、夜の集客に利用するような話です。

今やっていることはコンバージョンするためか、それとも貯信のためにやるのか、常に考えながらやる必要があるということだと思います。

 

「体験×おみやげ」で作品を売る

絵本を売る際に、消費者が「買うモノ」「買わないモノ」を整理したという話なのだが、その線引きの基準が「生活に必要であるか否か」という点が面白かった。

「生活に必要なもの = おみやげ」として、「独演会 = 入り口」として、販売することで、飛ぶように売れたとのこと。

 

まず、顧客が何にお金を出すのかというところから考える、そのアプローチ方法に関しては覚えておきたいと思う。

まず本質をとらえ、その後に手段を考えればいいということは理解していてもできないなと思うことが最近多いので覚えておきます。

 

ネタバレを恐れるな、人は確認作業でしか動かない

人が行動する動機は常に「確認作業」という話が印象深かった。

記事の冒頭で、ある程度内容を書いてしまうのも、その先を読むモチベーションを持ってもらうためだと会社で教わりました。

映画の予告編で重要なところを見せるのも、そういうこと同じような理屈なのでしょう。

 

昔、求人媒体の営業先で、「なんでこんなに安いの?」と聞かれたときには、ちゃんと説明したし、求人が来るお店、来ないお店についてもちゃんと説明していました。

その時に途中で気づいたのが、組みをしったら確認したくなるんだろうなということです。

今思うと、求人のしくみをネタバレすることによって、その先の「結果」を知りたい気持ちにさせられていたのかなと思います。

↑最近こんなツイートもありましたしね。

 

最後に

西野さん自体を過激な発言から毛嫌いしていた時期はあったのですが、読んでみて印象が変わりました。

今では読んでよかったと素直に思います。

オススメなので、ぜひお手に取ってみてください。

ご意見、感想をコメントに書いていただけると嬉しいです。

ではまた。

 

 

 

【書を使う】私とは何か 「個人」から「分人」へ 著:平野啓一郎

私とは何か 「個人」から「分人」へ 著:平野啓一郎

■目次・概要

(目次)

  • 第1章:「本当の自分」はどこにあるか
  • 第2章:分人とは何か
  • 第3章:自分と他者を見つめ直す
  • 第4章:愛すること・死ぬこと
  • 第5章:分断を超えて

 

(概要)

筆者の「分人」という考え方が、最初はスンナリと飲み込めず、読むのに時間がかかりました。

おそらく3時間くらいは、この本と格闘していた気がします。

ただ、八方美人について記載した章を読んで、ようやく作者の言いたいことが理解できたような気がして、その後はスラスラと読めました。

筆者の言う「分人」は、「本当の自分」は存在しないという考えをベースにしていて、そこが従来の考え方とは違う点でした。

人間はさまざまな顔=「分人」の集まりで、その時々に応じて異なる自分が顔を出す。

それぞれが、自分であることを認めることを是としているところが新しく、これを読んで救われる人がいるのではないかとも思いました。

今までの書と比べて少々難解でしたが、感想文を書いていきます。よろしくお願いします。

 

■八方美人はなぜムカツクか

私たちは、こちらが好意や尊敬を抱いている人からは、自分の個性を認めてもらった上でつきあってほしいという願望を抱いているとのこと。

つまり、分人の下手さが人を不愉快にさせるということです。

相手が誰かもかまわず、1個の最適解を常に出すから、誰とも最終的には関係を深めることができないというのは、自分もやってしまいそうなので注意しないといけないなと思いました。

途中、筆者がフランスの有名なパティシエと対談した時に、「社会的な分人」、「クリエイター同士」、「本をきっかけにより相手に特化した分人」と段階を踏んで、仲を深めたエピソードが紹介されていました。

つまり、分人というのは、相手と一緒に細分化していくものだそうです。

時々、初対面の相手に対して、どれくらい踏み込んでいいかを考えるときがあるのですが、こちらの考え方は参考になると思いました。

一歩一歩、分人を細分化して深めていくような感覚で人と接すればいいのだなと今は思います。

 

■私が口出し、影響を及ぼすことが出来るのは、相手の私に対する分人までである。

たびたび相談を受けることがあって、その時に「どこまで相手にとって影響力のあることをいうか」ということを毎回考えます。

作者も「言葉には、相手の人生の自由をどこかで奪うような暴力性がある。」と作中で述べていますが、非常にさじ加減が難しいと感じることがとても多いです。

自分は転職を2回しているので、その関連の質問を受けることが多いのですが、あまり方向性を決めるような発言はしないようにしています。

正直にいうと、「迷っているなら転職した方がいい」とすら思うのですが、実際は当たり障りのない回答をしてしまいます。

これは数年来の悩みだったのですが、この本を読んで解決したのかなと思いました。

相手が自分に向けているのは、ひとつの分人であり、自分が決定的なことを言ったとしても、あくまで分人に影響を与えるだけだと思うと気が楽になる気がします。

 

■私たちは半ば意識的に、半ばは無意識的に、これまでも分人の構成比率を考えながら生きてきた

人は基本的に変わらないが、変わるとしたら、つきあう人や読む本、住む場所が変わった結果、分人の構成比率が変化したからに他ならないらしいです。

意図的にいろんな人と関わり、いろいろな体験をすることで、自分の中の分人を広げることができるとのことです。

僕も意識していたわけではないが、定期的に住む場所を変え、つきあう人を変えてきた。いろいろな経験が、自分の幅を広げるという言い方はよく聞くが、筆者はあくまでも分人の構成比率を変えるという言い方をしています。

 

■好きな分人が一つずつ増えていくなら、私たちは、その分、自分に肯定的になれる

とても素敵な考え方だと思います。ドリカムの決戦の金曜日で「あなたといる時の私が一番好き」という歌詞がありますが、それを思い出しました。

自分はどちらかというと、自分が好きな人と一緒にいたいタイプなので非常に共感しました。恋愛というよりも愛に関して書かれた4章は、とても面白かったです。

自分や相手が死んでも、分人として相手の中で生き続けるというのは、亡くなった友人を思い出しウルっとしました。

よく「死んでも○○の心の中で生き続ける!」みたいな言葉がありますが、はじめて論理的に説明された気分でした。

 

■最後に

全編を通じて、自分が過去にうまくいかなかったことを振り返るいいきっかけになりました。

自分はどちらかというと、人によって態度を変えることを悪いことだと教育されて育ってきたので、もっと早く「分人」と「八方美人」の違いに気づけたらよかったなと思います。

オススメです。

 

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

 

 

【書を使う】マンガでわかる行動経済学 いつも同じ店で食事をしてしまうのは?なぜギャンブラーは自信満々なのか? ポーポーポロダクション著

マンガでわかる行動経済学 いつも同じ店で食事をしてしまうのは?なぜギャンブラーは自信満々なのか? ポーポーポロダクション著

序章は、「行動経済学とは何か」「なぜ行動経済学を学ばなくてはならないのか」について書かれていました。
人の認知をゆがめるバイアスについて知ることで、それを経済活動に役立てることができるとのことです。

ひととおり読みましたが、本当に全部のページに付箋を貼ってしまいそうになるくらい、面白かったです。
その中でも、今後の仕事に役立ちそうな箇所、驚きが大きかった箇所、考えさせられた箇所について感想を書いていきます。

よろしくお願いします。

■通販は○色展開で売れ!

〇の部分に入るのは「5」。

家電などを売るときには、5色展開で売るのが正しいようです。

売れない色があってもよくて、消費者に選ばせるということが大切らしいですね。

商品の選択なら自分事にならないが、色の選択だったら自分事になるというイメージでしょうか。

「Aの要素」は共感してもらえないかもしれないが、みんなが理解できる「Bの要素」で共感してもらい自分事だと思ってもらうことで、最終的には「Aの要素」にも興味を持ってもらう。

文章でいうと、冒頭文で皆が知っている話題を出して共感してもらい、完読してもらうようなものなのかなと思いました。

 

■女性の顔があるとお金が集まる

ローン会社が、顧客にいろいろ案内を送る中で試行錯誤した結果、一番顕著に差が出たのが、男性社員の顔写真を女性社員のものに差し替えたときだったとのことです。

女性の顔写真を用いた場合は、利率が5%高くても申し込みたいという方がいたそうで、かなりの差だなと驚きました。

今までも女性のイラストの方が、いい印象を与えられるということは聞いていたのですが、ここまで数値でハッキリと差が出てくるとは・・・。

  • 安心感
  • 優しい印象
  • やわらかな印象

おそらく、このような印象を与えられるのでしょう。
今回はローン会社が例に挙げられていましたが、お客さまが不安をもって来店するようなお店や、はじめてのお客さまが多い業界では有効かもしれないなと思いました。

 

■市場規範と社会規範(お金で規範は解決できるのか?)

  • 市場規範…金銭的なつながりを基にした価値判断
  • 社会規範…社会的なつながりを基にした価値判断

この章は読んでいて、最近の炎上案件を思い出しました。

news.livedoor.com

これは「1回で100円分」という市場規範に基づいた報酬を用意したからだと、今は思います。

  • 時給100円すらないのか!
  • ほとんどただ働きじゃないか!

このような批判が青森市に寄せられたのは、100円分のポイントという金銭に近い報酬を用意したことにより、市場規範で判断されてしまったからかもしれません。

書籍に「インセンティブが低いと逆効果」だと書いてありましたが、本当にその状態です。

たとえば、「雪かきをしてくれた家の、おばあちゃんが感謝の言葉と一緒に渡してくれる100円の缶コーヒー」だったら社会規範で判断されるので、こんなことにはならなかっただろうなと思います。

今後、自分が誰かに報酬を用意することがあるかはわからないですけど、気に留めておきたいです。

 

■アンカリング効果(最初に提示された数字の影響を受ける)

アンカリング効果とは、最初に提示した価格や情報が消費者の購買判断に影響を与えること。

たとえば「普段は5万円ですけど、今だけ特別に2万円!」というと、最初の5万円という価格のせいで2万円が安く見える。

僕はこの章を読んでいて、テレビショッピングを思い出しました。

やはりテレビショッピングは、いろいろなノウハウがあるなとあらためて思います。
ジャパネットたかた創業者の高田さんの書籍はおもしろいと噂なので、近いうちに読んでみます。

 

フレーミング効果(数字は見せ方で判断基準が変わる)

フレーミング効果を簡単に説明すると、以下のAもBも同じことを言っているけど、「失敗って言葉を使わず、成功と言っているBの方が印象がいいよね」という話です。

 

A.100人中10人が失敗する手術
B.100人中90人が成功する手術

 

この話自体を取り上げたいのではなくて、フレーミングのトラップに引っかからないタイプの人がいるという話が、面白かったのでご紹介します。

フレーミングのトラップに引っかかりにくい人は、脳の恐怖や不安や嫌悪をつかさどる部分がよく動いているそうです。

つまり認知した情報を、不安を感じて恐れながらも感情をコントロールして処理できている人が、フレーミングのトラップに引っかかりにくいということでした。

「100人中10人が失敗する手術」と「100人中90人が成功する手術」。

先ほどは簡単に書きましたが、自分が当事者だとしたら、どちらかを選べと言われても、多分冷静に判断できないと思います。

実際に、物事を選択するのには恐さがともないますが、その時が来たら冷静に判断できたらいいなと思いました。

 

■デフォルトの効果(初期設定をオススメだと思ってしまう)

「選択肢が多すぎると、選択しないという選択肢を取るようになる」という話です。
他の章に出てくる「松竹梅の中から竹を選んでしまう心理」と一緒によく使われていると思います。

正直にいうと、僕はどれを選んでいいかわからないときは、初期設定やオススメを選んでしまうので、これは企業の戦略だったのか・・・と驚きました。

企業側の立場で考えると、プランなどを提示する場合には、初期設定やオススメを積極的に出して行く方がいいのだろうと思いました。

顧客が迷ったときに受け皿(初期設定やオススメ)となるものがないと、買わないという選択肢が生まれてしまうので、それを防ぐ意味でもやるべきだなと思いました。

 

最後に

全編を通じて、とてもわかりやすかったです。

文字数が多くなってしまったので割愛しましたが、オランダの宝くじの話がとても面白く、よくこんなの思いついたな!と思いました。

ギャンブラーの心理について書かれた4章も面白かったので、ぜひ読んでみてください。

オススメです。

 

 

【書を使う】人生の勝算 著:前田雄二

人生の勝算 著:前田雄二

■目次・概要

(目次)

  • プロローグー経営はストリートから始まった
  • 第1章:人は絆にお金を払う
  • 第2章:SHOWROOMが作る新しいエンターテインメントのかたち
  • 第3章:外資系銀行でも求められたのは「思いやり」
  • 第4章:ニューヨーク奮闘記
  • 第5章:SHOWROOM起業
  • 第6章:SHOWROOMの未来
  • エピローグーコンパスは持っているかー

 

(概要)

SHOWROOM株式会社を立ち上げた前田雄二さんの自伝のような本でした。
第1章や第2章のビジネスモデルの話については、各メディアで紹介されていた内容で、だいたい知ってはいました。
しかし、本人が書いたものを読むと、どうしてこのビジネスに人生を賭けようと思うに至ったかのプロセスが書かれていて、とても面白かったです。

全体的におもしろかったのですが、とくによかったのは、会社員時代から立ち上げ当時の話が書かれていた、3~5章でした。

僕は前職、新規事業の立ち上げを担当して、うまくいかなかった経験をしているので、読んでいていろいろ思うところがありました。
今でも、あの時こうやっていればよかったなと考えるのですが、今回この書籍を読んだことで、その解答が自分の中で出たのかなと思います。

以下は、面白かった点を抜粋しつつ、感想を書いていきます。
よろしくお願いします。

 

■SHOWROOMについて
SHOWROOMはアーティストやアイドル、タレント等の配信が無料で視聴でき、さらに誰でもすぐに生配信が可能な、双方向コミュニケーションの仮想ライブ空間のこと。

 

■コミュニティーが形成される5つエッセンスについて

下記の5つの要素が、合わさると強固なコミュニティーが形成されるとのこと。

  1. 余白があること
  2. クローズドの空間で常連客ができること
  3. 仮想敵を作ること
  4. 秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること
  5. 共通目的やベクトルをもつこと

これらの5つの要素について、筆者のストリートミュージシャンとしての経験や、スナックのビジネスモデルを用いて説明されていました。

僕がこの5つのエッセンスの章を読んで、真っ先に思ったのは「ニコニコ動画って惜しかったんだなぁ」です。

僕は、あまりコメントする方ではなかったのですが、ニコニコ動画のおもしろいコメントを書いて動画を盛り上げようという雰囲気が好きでした。

ゲーム実況動画とかでは、お決まりのネタができて「常連客」が生まれたり、いわゆる「共通言語」ができるんですね。
これはこの書籍では「ファンを中の人化する」「共犯者を増やす」みたいな言葉で説明されていました。

その他にも「荒さ」、この本では「余白」と書かれている部分もニコニコ動画の魅力でした。
初音ミクが流行りだしたときは、とくにそれを感じてました。

当時の状況を一言でいうとカオス。

皆がこぞって曲を上げるのですが、正にいろんな角度からいろんな球がとんでくる状態でした。

「なんじゃ!?この曲は!」と思わず笑ってしまうような曲も多かったです。

今の方が絶対にレベルが高いことはわかっているのですが、2008年~2011年のあたりは、熱量というか、勢いがありました。

こんな感じでニコニコ動画は、1から4の要素は満たしていたのですが、ただ唯一「5.共通目的やベクトルをもつこと」だけがなかったのかなと思います。

SHOWROOMのギフティング(投げ銭みたいなもの)は「応援しているアイドルが有名になる」「飯のタネになって」のような明確なベネフィットがある。

基本的に匿名で活動するニコニコ動画は、それがないわけではないが、応援する意義をSHOWROOMほど感じられないのでしょう。

当時ニコニコ動画に、noteのような投げ銭システムがあったらどうなってたかなというのは時々考えるのですが、多分うまくいかなかっただろうなと思います。

ここまで考えて「SHOWROOMすげぇえええ」となりました。

最近見始めて、今はまだそこまで応援したい対象がいないのですが、見つかったら「前向きな課金」をしてしまいそうです。

 

■「仕事を覚えるよりも人に好かれる人間になれ!」

筆者が外資投資銀行で働いているときに、すべての面で圧倒された上司から言われた言葉だそうです。

全編通じて1番驚きましたし、こころに残りました。

同じ本を読んだ方に「そこが1番!?」といわれないか心配ですが・・・。

少し失礼ですが、僕は「外資系」や「投資銀行」に対して、数字で物事を判断するイメージを持っていました。

だからこそ、外資投資銀行でトップの人が「人に好かれること」を一番大事にしていることが印象に残りました。

 

人に好かれるためには人を好きにならないといけない。

こちらも印象に残りました。

人に好きになってもらうためには、まず自分が相手を好きにならなくてはならない。
当たり前ですが、自分はそれができているかを考えました。

自分は基本的には人が好きなので、問題ないと思うのですが、どんな時もそれを意識できるかというとわかりません。

「自分と関わりが薄い人にも」優しくできるか、「どんなときにも」実行できるか、これに関しては今後意識していきたいです。

 

■モチベーションはどんな仕事術にも勝る

自分が前職で、ものづくり企業を支援するWeb系の事業を立ち上げて失敗しています。

うまくいかなかった当時は、方法がわからず失敗したと思っていました。

ただこの本を読んで考えると、胆力というか、やる気の問題が原因だと考えなおしました。

もっといえば、モチベーションのすり合わせやビジョンの共有ができていなかったと思います。

本文中に「やる気」はすべてを超越する、という言葉がありました。

当時の自分も、頑張っていなかったわけではないと思います。

しかし、もっとモチベーションがあれば、もっとがむしゃらにいろいろな方法を試して正解にたどり着けたかもしれないと考えなおしました。

そのために、サービスの存在意義や、どういう風に成長させたいかをもっと話し合うべきだったと思います。

同じ過ちを繰り返さないように、自分は何のためにこの仕事をしているのか、自分はどうなりたいのかを常に考えるようにしたいです。

 

■最後に

おそらく各人にとっておもしろいと思う場所が違う本だと思います。

  • 決めていることの強さという話
  • 経験が足りない部分はストックではなくフローでカバーするという話

これらに関してもとてもおもしろかったので、ぜひとも読んでみてください。
「SHOWROOMのビジネスモデルの話」「筆者の社会人時代の話」「SHOWROOM立ち上げ秘話」いずれもおもしろいのでオススメです。

 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

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