令和を生き抜く!Web関係者、コンテンツ制作者なら最低限知っておくべき単語一覧
Web関係者、コンテンツ制作者なら最低限知っておくべき単語一覧
こんにちは。
マエダシゲミチa.k.aだーまと申します。
ざっくり自己紹介すると、30歳のポケモントレーナー、好きなポケモンはユキノオーとライチュウ。
一応仕事の話をすると、東京のWeb系の制作会社勤務、専門はコンテンツ制作です。
ここでは日々の業務で知った、単語をまとめていきます。
主観は若干入りますが、客観性を重視し、社員教育に使えるレベルの単語集を目指します。
日々アップデートしていくので、ブクマしておくといいかもしれません。
重要な点は緑文字、最重要な単語は赤文字にしています。
ア行
SEO(エスイーオー)とは
SEO(エスイーオー)を端的に言うと
- Search
- Engine
- Optimization の略。
検索エンジンで露出するためにWebコンテンツを最適化する手法のこと。
SEO(エスイーオー)をさらに詳しく
YahooはGoogleの検索エンジンを使っているので、基本的にはGoogleの検索エンジンを対策することになる。
※自然検索は9割がGoogleと思っていい。
基本的には「 ユーザーファースト」を守っていれば順位は上がっていく。
Google が掲げる 10 の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能します。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
Googleは広告で儲けるビジネスモデルなので、ユーザーの利便性がなによりも重視される。
利便性が高いサイト=Googleにとって良いサイトと言い切ってもいい。
必要なのは問題を解決するための答え。
悩みを解決したり、願望を叶えたりすることを意識する。
最大公約数的な回答と、自分の見解を併設するとニーズを満たしやすい。
エスノグラフィーとは
エスノグラフィーを端的に言うと
フィールドワークによって行動観察をし、その記録を残すこと。
エスノグラフィーをさらに詳しく
エスノグラフィー(ethnography)は、ギリシア語のethnos(民族)、graphein(記述)から来た英語で、「民族誌、民族誌学」と訳されています。
どのように利用されているかというと・・・。
アンケートにおいて、調査する側があらかじめ用意したアンケート項目では、最初から調査する側の視点が入る。
しかし、エスノグラフィーを取り入れると、特定の消費者の生活様式を理解し、行動観察してその場で疑問に思った行動についてインタビューして理解することができる。
そのため、観察者の先入観が入る余地がなく、観察者が思いつきもしなかったニーズを掘り出すことが可能になる。
LTV(エルティーブイ)とは
LTV(エルティーブイ)を端的に言うと
LTVはLife Time Valueの略。
直訳すると、生涯顧客価値。
顧客が一定期間内にその企業の商品やサービスを購入した金額の合計のこと。
LTV(エルティーブイ)をさらに詳しく
特定の企業やブランドと取り引きを始めてから終わりまでの期間(顧客ライフサイクル)内にどれだけの利益をもたらすのかを算出したもの。
長期間継続して購入・利用する顧客ほど、LTVが高いので、解約(チャーン)率を下げることはLTVを高める上で、非常に大切。
月額いくらのサービス(SaaS企業とか)ではこの指標が重視される傾向がある。
逆に、金額が大きい消費財(家とか車とか)はこの指標を重視しない。
余談だが、SaaS企業の営業担当は、成約率を高めることよりも、継続して利用してもらえるような顧客との関連性を築くことが重要視されるとのこと。
さらに言えば、顧客との関係性の中で製品のフィードバックをもらい、それを社内で共有して製品をアップデートする能力が求められる。
エレベーターピッチとは
エレベーターピッチを端的に言うと
15秒~30秒という短い時間で他人の心を掴むこと。
シリコンバレーの起業家が発祥とのこと。
エレベーターピッチをさらに詳しく
- 相手を惹き付けるフック
- 独自の売りを行う
- 次の行動につながるクロージング
この3要素を用いて説明する。
当然ながら2が一番大事。
キャッチ―かつ具体的に。
15秒で口説く エレベーターピッチの達人――3%のビジネスエリートだけが知っている瞬殺トーク
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カ行
検索意図とは
検索意図を端的に言うと
検索キーワードを検索するユーザーの気持ちや、目的のこと。
検索意図を分析してコンテンツに反映させることで、ユーザーに寄り添ったコンテンツを作成することができる。
- 情報がほしいのか
- 商品を購入したいのか
キーワードごとにユーザーの検索意図違うので、それを見極めることが大切。
例えば商品を購入したい人に対して、ランキングサイトのような羅列型のコンテンツを提示してしまうと、ユーザーを不必要に混乱させているとGoogleに判断されて検索順位が上がらない可能性がある。
検索意図をさらに詳しく
じゃあどうやってGoogleが検索意図に寄り添ったサイトを判別しているかというと、以下の指標で判断している(のではないかと思われる。)
- コンバージョンボタンのクリック
- 直帰率
- ページ滞在時間
- イベントの発生
人を行動させるようなサイトをGoogleは重視しているという話もある。
サ行
SaaS(サース)とは
SaaS(サース)を端的に言うと
「Software as a Service(サービスとしてのソフトウェア)」の略。
クラウドで提供されるソフトウェアのこと。
ユーザーがネットワーク経由でソフトウェアを利用する。
従来のパッケージ製品と違って、インターネット上のものを使う。
利用者側の目線でいうと、みんなが同じものを使うのでカスタマイズ性は低いという短所があるが、導入までの時間やコストがかからないことや、製品のアップデートがシームレスなので長所も多い。
SaaS(サース)をさらに詳しく
日本のSaaS企業は2つに分けられる。
「Vertical SaaS(業界特化型SaaS)」と「Horizontal SaaS(水平展開型SaaS)」。
前者の代表格は、保育園の運営を助けるコドモンや飲食店向けの予約台帳管理サービスのTORETA。特定の業界内でのシェアを伸ばすことを目的とする。
後者の代表格は、人事・労務のSmartHR、マーケティングのSalesforce、アプリ制作のyappleである。こちらはすべての業界の人に使用してもらうことを目的とする。
また、SaaS企業は働きやすい環境であることが多い。
営業目線でいうと、目先の営業よりもライフタイムバリューを伸ばすことが大切。ただ受注する営業よりも、解約されないことの方が重要視される。さらには継続してやり取りしている顧客から製品の問題点を吸い上げて社内に共有することが求められる。
エンジニア目線では、「動けばいい」の一段上を求められる点、継続的なアップデートが求められる点、営業が顧客から拾ってきた課題を反映する点を考えると働き甲斐がありそうだ。
CDNとは
CDN(サース)を端的に言うと
CDNとは、コンテンツデリバリネットワーク(Content Delivery Network)の略。
世界中に張り巡らされたCDN専用の配信ネットワーク(CDNプラットフォーム)を利用して、Webサイトにアクセスしようとするエンドユーザに最も近いPoP(配信拠点)から効率的かつ高速にWebを配信する仕組みです。
タ行
WBS(ダブリュービーエス)とは
WBS(ダブリュービーエス)を端的に言うと
Work Breakdown Structureの略。
作業分解構成図と訳される。
プロジェクト全体でやるべき作業を洗い出す際にとても役立つ。
WBS(ダブリュービーエス)をさらに詳しく
タスクをガントチャートにして管理することで、もれなく工数を見積もることができます。
最初に必要な作業の洗い出しを行い、可能な限り細分化し、それぞれの作業について必要なコストや人員配分を割り出す。
デザインシンキングとは
デザインシンキングを端的に言うと
正しく問題を解決する考え方=デザインシンキング。
ここのデザインは設計の意味。
デザインシンキングをさらに詳しく
ユーザーを向き合って単に観察するだけでなく、体験を共にし共通感覚を得ることが大切。
課題と解決の仮説を基に、プロトタイプを作り、初期段階で失敗を経ながら仮説をブラッシュアップする方法をとることが多い。
ペルソナやユーザージャーニーマップを作る前に、デザインシンキングの過程を挟むことで精度を上げることができる。
ちょっと違うかもしれないが、マクドナルドとかが新製品を地方でテストするのに感覚が近そう。
大復活スペシャル2017~「奇跡の大逆転」の舞台裏 日本マクドナルド:西武ホールディングス | ZUU online
ナ行
ハ行
BANTとは
BANTを端的に言うと
- Budget(予算)
- Authority(決裁権)
- Needs(ニーズ)
- Timeframe(導入時期)の4つの頭文字をつなげたもの。
BANTをさらに詳しく
あくまで営業質問項目だが、聞いて満足せずにぜひとも活用したい。
「Authority(決裁権)」を確認するのを忘れがちなので注意。
決裁権がない人に延々と説明しても無駄。